2018年4月28日 – 6月24日

バウハウスと同時代に生き、ワイマールのバウハウスでクレーやカンディンスキーと親しく交流した画家、オットー・ネーベル。とりわけクレーとの関係は彼の生涯に大きな影響を及ぼしています。バウハウスに在籍していたわけではありませんが、バウハウスの教師ゲルトルート・グルノウの助手であったマルガレーテ・ヒルデガルト・ハイトマイヤーと結婚したことが、彼をバウハウスに結びつけました。さまざまな画家からの影響は、やがて彼独自の緻密なマチエールと繊細な色彩を持つ作品群へと結実していきます。展示の導入部にバウハウスの紹介があります。