2003/05/24 (土)

BABA Siedlung
1932年9月、BABAの丘で、チェコスロバキア工作連盟の後援の下に住宅展が一般公開された。きっかけとなったのは、1927年のドイツ工作連盟によるヴァイセンホフ・ジードルンク展や1928年のブルーノでの新住宅展だった。しかし、BABA Siedlungが他とはまったく異なるのは、これが個人の施主を集めて費用を工面したという点だった。そのことにより、このSiedlungには、中流から上流階級向けの一戸建て住宅が集まった。
チェコスロバキア工作連盟の理事長であった建築家Pavel Janakが全体計画を行い、1880年から1904年生まれまでの幅広い年代の建築家が32軒の住宅を設計した。中で唯一の外国人がマルト・スタムである。
ここはチェコの機能主義建築のさまざまなスタイルが一望できる場所となっている。(k.s)

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