2003/08/16 (土)

Theodor Mommsen
テオドール・モムゼン
1817.11.30-1903.11.1
19世紀のもっとも偉大な古代史研究家。1902年のノーベル文学賞を受賞。古代ローマ史、特にローマ法の研究において革命的な業績をあげたことで知られる。
法学をキールで学び、ローマ法についての研究で博士号を取得。イタリアで古代ローマ学の研究。その後ライプツィヒ、チューリッヒ、ブレスラウ等の大学で法学を教え、1861年から88年まで、ベルリン大学でローマ史の教授を務めた。彼の夥しい著作の中でも最も有名なのは、1854-56年に書かれた「ローマの歴史」である。
歴史研究だけでなく、彼は同時代の政治に積極的に関わった。1948年の三月革命時には新聞Schleswig Holsteinische Zeitungで記者として政府批判を行い、その後もプロイセン議会の革新政党に所属、帝国議会議員として、ビスマルクの政治を批判したことでも有名。(k.s)

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