2020年8月8日〜8月28日

2019年、バウハウス開校100年を祝し「バウハウス100年映画祭」は東京・渋谷ユーロスペースでバウハウスに関する作品の上映をスタートをし、全国各地を巡回。その最終アンコール上映が渋谷ユーロスペースで開催されます。

日本最終アンコール上映 12/19〜12/31 ユーロスペース(渋谷)

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バウハウス100年映画祭(ユーロスペース)

▼バウハウス100年映画祭関連イベント

トークショー

12月19日(土) 14:40の回上映後
ゲスト:福士 理さん(東京オペラシティ アートギャラリー シニア・キュレーター)、深川 雅文さん(インディペンデント・キュレーター、巡回展「きたれ、バウハウス」監修者)

12月26日(土) 14:40の回上映後
ゲスト:柏木博さん(デザイン評論家、武蔵野美術大学名誉教授)、深川雅文さん(キュレーター、「きたれ、バウハウス」監修)

上映プログラムは、2019年より上映している 6 作品に加え、新たに、バウハウスのマイスター、ラースロー・モホイ=ナジにフォーカスした新作ドキュメンタリー『ニュー・バウハウス』(Program E)が上映されます。

 

開催劇場、詳細は「バウハウス100年映画祭」のサイトをご確認下さい。こちら

 

劇場情報

上映劇場やイベント情報が変更となる場合がありますので、鑑賞の前に必ず各劇場にご確認ください。

2020/11/24現在

地区 劇場名 公開日
東京 ユーロスペース 12月19日(土)~12月31日(木)
最終アンコール上映

全作品、日本語字幕付です。

■上映作品  (7作品5プログラム)
Program A 『バウハウス 原形と神話』
Program B 『バウハウス・スピリット』、『バウハウスの女性たち』
Program C 『ミース・オン・シーン』、『ファグスーグロピウスと近代建築の胎動』
Program D 『マックス・ビルー絶対的な視点』
Program E 『ニュー・バウハウス』

 

上映作品7本5プログラムの詳細は、バウハウス100年映画祭Websiteをご覧ください。

▼上映7作品5プログラム
https://trenova.jp/bauhaus/index.php?id=lineup

 

■上映7作品5プログラムの内容 (映画説明はバウハウス100年映画祭公式サイトより)

バウハウスに関連した下記のドキュメンタリー作品7本が5プログラム(A〜E)の編成で上映されます。

1.『バウハウス 原形と神話』 (Program A)
超一流の才能が集い、芸術全般に革命を起こしたバウハウス。その軌跡は神話となったが、そこには時代の波に翻弄された芸術家たちの喜びや苦闘があった。伝説的な教師達の薫陶を受けた当時の学生達の証言や、貴重な記録によって、バウハウスがたどった激動の道と知られざる物語が明かされる。

2.『バウハウス・スピリット』 (Program B)
スウェーデンの教室も時間割もない学校、ヴェネチア・ヴィエンナーレ金獅子賞のアーバン・シンクタンクが取り組む南米スラム街の住環境改善、低価格でバウハウス家具を復刻する企画、バウハウスの理論を身体で表現する試みなど、豊かな発想と斬新な手法で注目される人々を追い、現代に生きるバウハウスの精神を映し出す。

3.『バウハウスの女性たち』 (Program B)
当時最も先進的な芸術学校であったバウハウスは「年齢、性別に関係なく、誰もが学ぶ権利を持つ学校」と高らかに謳った。それは女性にも芸術の可能性を与える宣言となるはずだった。だが現実は簡単ではなかった。実は男性優位のバウハウスで、多大な成果を残したにも関わらず、影の存在となった女性たちの実像に迫る。

4.『ミース・オン・シーン』 (Program C)
近代建築の三大巨匠の一人、ミース・ファン・デル・ローエ。彼の代表作でありモダニズム建築の最高峰と称される「バルセロナ・パビリオン」。この建物がなぜ今も語り継がれる傑作となったのか。後にバウハウス校⾧に就任するミースの建築思想とは。当時の記録と、現代の一流の建築家や学者などの証言で検証する。

5.『ファグスーグロピウスと近代建築の胎動』 (Program C)
バウハウス開校の8年前、初期モダニズム建築の傑作「ファグス靴型工場」が建てられる。バウハウス創立前の若き日のグロピウスは“労働者のための宮殿”を作りたいという工場主の夢を実現させるべく、新時代の工場を作り上げた。世界遺産に登録された今もなお、現役で稼働しているガラス張りの工場はなぜ生まれたのか。その歴史を追う。

6.『マックス・ビルー絶対的な視点』 (Program D)
彫刻家、画家、建築家、デザイナーなど、幅広く活動したマックス・ビル。バウハウス最後の巨匠とも言われる彼は、バウハウスで学び、後にその理念を受け継ぐウルム造形大学の初代校⾧を務める一方、政治活動にも積極的に関与するなど、激動の人生を送った。彼が追求した芸術とは何か。その生涯と思考に触れる。

7.『ニュー・バウハウス』 (Program E)
ハンガリー出身の画家、写真家、美術家で、後世の視覚造 形芸術に多大な影響を与えたラースロー・モホイ=ナジ。彼 はアートにテクノロジーを積極的にとりいれるという構成 主義的な姿勢で、バウハウスの発展に貢献した。その後、 米国でニュー・バウハウスを創設し、米国のデザイン教育 にも足跡を残す。最新の研究を元に、彼の理念や業績、ニュー・バウハウスの展開、そしてその素顔が明かされる。

 

配給:トレノバ
協力:ゲーテ・インスティトゥート東京
後援:在日スイス大使館、バウハウス100周年委員会
画像:バウハウス100年映画祭ポスター(画像提供: トレノバ)