2019年4月13日(土) – 5月12日(日) 


第7回目となる「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019」で、バウハウス設立100周年を記念し、バウハウス 出身の写真家、アルフレート・ エールハルト (1901-1984年) の個展が日本で初めて開催されます。 エールハルトは1928年から1929年にかけてバウ ハウスに在籍しました。国家社会主義の台頭により教師としての地位を追われたエールハルトは、1933年に北海地方へと 移住し、そこで目にした干潟で、彼の最初の写真のシリーズ作品となる「Das Watt (干潟) 」制作へ のインスピレーションを受け、貝殻、サンゴなど様々な自然の形態を撮影しました。建仁寺での展示は、 回遊式庭園を臨む書院に1.2m程に大伸ばしたエールハルトの代表作である「Das Watt (干潟) 」シリーズ作品が12点展示されます。目の前に広がる美しい庭と作品とのつながりを楽しめる展示となっています ( 展示デザイン : 遠藤克彦建築研究所 ) 。また、貝殻の構造美を捉えた映像作品を上映。さらに、貝殻や珊瑚、海綿などの海の生物を捉えた写真 (約20点) が展示されます。

会期 : 2019年4月13日(土) ー 5月12日(日)
会場 : 両足院 ( 建仁寺山内 )
       京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町 591
開室時間:10:00 ー17:00  (最終受付 16:30)
休館日:4/19, 4/20, 4/25, 5/9
入場料:1000 円 (大学・高校・専門生 800 円)
問合せ先:075-708-7108 (KYOTOGRAPHIE 事務局 )
主催:KYOTOGRAPHIE
supported by Alfred Ehrhardt Stiftung Berlin
キュレーション:ソニア・フォス
会場デザイン:遠藤克彦建築研究所

写真: アルフレート・エールハルト 《砂紋》 1933-36 © bpk/ Alfred Ehrhardt Stiftung
Alfred Ehrhardt, Bodenriffelungen/ Ripple marks in the ground, 1933-36, © bpk/ Alfred Ehrhardt Stiftung

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